すでに復旧している大天守・小天守の姿です。真っ先に復旧し堂々とそびえる天守の姿は、熊本市民には本当に勇気を与える姿だと思います。この日の昼は多くの人が訪れていました。現在は南口から入り、特別見学通路(空中回廊)を通って天守まで行く事ができます(逆に、ここ以外は見学できません)。駐車場のある北口からは土日祝のみ入れます。
この特別見学通路も復旧作業の妨げになるのでいずれ撤去されるそうです。それがいつになるのかはまだわかりません、その後の見学方法もまだ公表されていません。この今後のあり方も石垣と合わせ復旧日程の遅れに影響しているそうです。
夜は特別にライトアップがある桜まつりの期間だったので、夜までねばってみました。しかし意外と夜になると人はまばらで落ち着いてゆっくり鑑賞できました。今回の写真はその日没前の人がまばらになってからの写真です。ライトアップの写真はまた最後にお伝えします。福岡城は、夜になると昼より人が多かったので、とても対称的だったなと思いました。
天守内の展示も以前とは一新されています。1Fは加藤時代、2Fは細川時代、3Fは明治期(西南戦争)、4Fは復旧に関する説明、6F最上階は展望台になっています。最新の耐震設備(ダンパー)なども内部側から見る事ができます。駆け足でなく、ゆっくりと時間をかけて見学される事をオススメします。係りの方に質問すると非常に丁寧に答えてくれたのがとても好印象でした。
次は、昨年復旧した「長塀」です。
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