鹿児島最大級の城郭という事で行ってみました。
が、現存して遺構を見る事が出来るのは主郭部と国見城と呼ばれる曲輪のみの模様。
主郭の背後には5mを超える高土塁があり見所となっています。
国見城は読んで文字の如く物見の目的を持つ曲輪です。
実は最大級というには見所が少ないのが残念な所。
城域と呼ばれる範囲を道路沿いに探してみたが名称などが残っているに過ぎず
その他5か所の城もあったというが城域全体が自然に帰っていて取り付く事も出来ませんでした。
それでは現在遺構を見る事が出来ないのにこの最大級のと言われる所以は何だろうと一時期考えてみた。
それは単に記録に残っているから、という答えに行き着きました。
逆に記録には小さな城域なのにいざ行ってみると記録を超える広大な範囲に遺構を確認出来る城跡も現存しているのも事実。
今では歴史上の記録が100%残っている訳ではないのでそんな事もあるのは仕方のない事だと考えるようにしている。
その上にまともな縄張り図も無いので尚更です。
結局どんなに小規模な城跡でも遺構があるのならアレコレ考えるよりも行って自分の目で確かめる事が一番確実のようです。
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