外出した時に近くを通った際「そういえば近くに城跡あったな」と、思い付きで寄りました、5年ぶりです。
入口が2か所あり、片方は正規の大手道、もう片方は進んだ先は行き止まりでそこで上部から攻撃されてしまうような城跡を幾つも見受けられます。(これに関しては自分だけが感じるのであって、もしかしたら違うのではないかと昔から疑問に感じている。が、正確な答えを見つける事が出来ないのでそれで通しています。)
こちらもそんな城跡です。写真6は右側正規の大手道と左側ダミー堀切を仕切る高さが3~5m程の隔て土塁です。二重堀切と言ってしまえばそうなのかもしれませんが大手道とダミー道を完全に仕切っているので二重堀切と呼ぶのは違うような気がしています。写真10は城内に入る際のダミーの大手道です。突き当たりで道は無くなっており、写真を撮った場所から入口を間違った人間を攻撃する事が可能です。正規の大手道は左側にあります。写真6と10の境目で正規の大手道が左右反対となって敵を惑わしますが、現在その部分に道路が出来ており交差する当時の様子は伺えません。
各曲輪や主郭には一般的な様相で特記する事は有りません。小さな戦程度でしたら、大手道の攻防で勝負はついたのかもしれません。
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