下から上へ。上赤坂城でございます。
標高349.7m、比高150mの山城で、下赤坂城とともに楠木正成によって築かれたとされています。元弘3年(1333)楠木正季と平野将監は鎌倉幕府の大軍相手に善戦するも水の手(水路)を断たれて落城したとのことです。
このさいにフン尿を敵にかけるという奇策を取り、「くそんど(クソ谷)」という地名が残っているようです。ここは「悪党」の一族の本領発揮というところでしょうか。勝ってナンボとやりたい放題やってますが、後の時代に真似する人は現れなかったようです。
登城道の最初から狭い道が続き、一の木戸から四の木戸まで四ツの木戸跡を越えていきます。その先は大堀切に「そろばん橋」がかかり、その先は東に二の丸、西は茶碗原から本丸に道が続いています。城址は比較的コンパクトですが堀切等の遺構が残っていることから戦国期に改修されて使われている可能性がありそうです。
クソに話を戻しますが、ベトナム戦争ではベトコンがトラップに利用していたみたいです。最近は風船に乗ってどこぞの国にふわふわ飛んで行ってるみたいですな(‥‥やばいって)。
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