まず、はじめにお断りするとこの二つ名に期待して諏訪湖岸に優雅に建つ天守を想像すると、アレ?となります。諏訪湖岸は遥かかなたで住宅街の中に忽然と出現します。説明を見ても諏訪湖の干拓(?)により江戸時代の古絵図時点でさえ既に湖岸ではない場所に描かれているという怪しさ。まあ、細かいことぁいいんだよ!ということで天守に向かいます。独特の色合いの天守は古写真を元にした外観復元です。屋根は寒冷地対策で瓦でなく、杮(こけら)葺きだったそうで、風合いが似ている銅板でそれを再現しています。また壁も板張りに見える部分など全てコンクリート製で茶色に塗ってあるだけなど、まるで映画セットのようですが、遠目に見ればそれなりに見え、限られた予算で外観を近づけようという再建当時の担当者のこだわりは感じます。内側に回ると写真のように明らか観光客用の天守アプローチ大階段など、ツッコミどころはありますが、天守、城門、櫓、堀という一般人向けのパッケージは整っているので、ご家族、友人あるいは恋人などと諏訪観光する際でもコースに組み込んで大丈夫だとは思います(笑)。
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