何度行っても新しい発見があって飽きない世界的名城。
姫路城西側にある好古園は西御屋敷跡(藩主榊原政岑が吉原で高尾太夫を身請けしここに住まわせたとか。ちなみにこれら一連の派手な暮らしっぷりに徳川吉宗がキレて、結果大幅減封され越後高田に移封されちゃいました…)と周辺の武家屋敷の町割りを再現し、それぞれが美しい庭園となっております。庭園越しにみる姫路城、格別ですよ。
国道二号線沿いはかつての中堀跡。今でも腰巻き土塁や門跡の石垣が残っていて、城の厳重な守りをここでも感じることができます。散策するにはかなり範囲が広いので、お時間に余裕があれば是非。
ちなみに、姫路駅あたりはかつて姫路城総構の外堀と南の入り口だった飾磨門があったところ。ここは残念ながら何も残っていません。
お土産にオススメなのは西二階町にある『伊勢屋本店』にある『玉椿』という上生菓子。
柔らかく赤い求肥餅の中に黄餡を包んだ、見た目はシンプルながらも美しく、そして上品な甘さで、僕にとって世界一大好きなお菓子かも(笑)。
実はこれ、江戸中期に木綿で藩財政を立て直した家老河合寸翁が作らせ、命名したのだとか。寸翁は茶の湯の心得もあったのですね。
まさに、地元を代表する銘菓です。
+ 続きを読む










