いよいよ山城シーズン本番、どこに行こうかと考えて、降雪期には登城困難になるところに今のうちに行っておこう、ということで玄蕃尾城へ。事前に写真で見て、壮大な土の城ぶりを楽しみにしていましたが、その期待を遙かに上回るとんでもない城でした。
城域はさほど広くないものの、これでもかというほどに空堀と土塁が連なっており、連続する喰違虎口に土橋への火線の集中、馬出郭からは三方に横矢を掛け、行き止まりの堀底道もあるなど、高度な縄張にただただ圧倒されるばかり…。その迫力と立体感は私の拙い写真では伝えきれませんので、未訪の方はぜひ現地に立って体感してみて下さい。
それにしても、柴田勝家というと剛直一筋というイメージでしたが、築城術も相当なものだったんですね。
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