房総丘陵の標高145m 尾根上に構築された本丸と西方に約150m離れた二の丸を中心に四方に広がった尾根に設けられた空堀と主な郭によって構成されている連郭式山城です。別名:雨城。
戦国時代から続いたこの城も1679年に土屋氏が改易後に廃城になります。1742年に上州沼田から3万石で譜代の黒田氏が移封され、幕府から5千両を拝領し、3年の歳月をかけ修復、再建しました。現在の遺構のほとんどがこの時の普請のものだそうです。
駐車場から、二の丸跡の資料館や本丸跡の模擬天守に向かう途中に自由に借りれる、野趣あふれる天然木の登城用の杖が非常に役立ちます。こういった心遣いが嬉しいです。
この久留里の地は、付近の山に自生する黒文字の木を材料に江戸時代から、藩士たちの内職として爪楊枝が作られていたそうです。廃藩後も俸禄を失った士族が収入を得る為に製造が続けられ、明治末期から大正期に細工楊枝とした工芸品的要素が強まり、一躍有名になります。
現在、雨城楊枝として千葉県伝統工芸品に指定されています。久留里にお越しの際には、登城の記念にお土産に如何ですか!
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