延岡城は県(延岡)藩主高橋元種によって慶長6~8年(1601~3)にかけて築かれました。本丸の西に二の丸、北に三の丸を配し、周囲に内堀を配してありました。北の五ヶ瀬川と南の大瀬川を天然の外堀とし、防御も抜かりないです。また藩主の館跡とされる西の丸は、現在は内藤記念博物館と亀井神社になっています。
二の丸に沿って続く道を登って行くと折れ曲がりが有り、その先に二階門跡、その先の折れ曲がりの先に本丸があります。二の丸に沿って続く70mの石垣は「千人殺し」と呼ばれ、隅の石を取ると石垣が崩れ千人の敵兵を殺すと伝わります。さすがにそれくらいじゃ崩れんだろとは思いますが、写真を見ると二の丸に面した石垣の一部が膨らんできているようにも見えます。万一崩れた際に、元通り修復するために万全の対応をお願いします(各責任者さん)。
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