国史跡多気北畠氏城館跡は、伊勢国司北畠氏の居館と山城の総称です。北畠氏が住まいとした居館である北畠氏館跡は、現在の北畠神社境内付近にあたります。その一部が今も北畠氏館跡庭園として現存しており、紅葉の名所として知られています。
標高320mにある北畠氏館跡の背後には標高約400mの所に詰城跡、さらに標高約560mの山頂付近に霧山城跡があります。
急峻な山道を15分程登ると詰城跡に到着。詰城跡の脇を通って更に山道を30分程登っていくと、ようやく霧山城跡にたどり着きます。霧山城跡は二つの曲輪群からなる山城で、曲輪周辺には土塁や堀切が良好な形で残っています。
朝9時頃北畠氏城館跡に到着。居館跡は後回しにして、朱色の鳥居をくぐり左へ。1時間程で鐘撞堂跡へ到着、鐘撞堂を通り過ぎ真っ直ぐ山の尾根を突き進む<(`^´)> 20分くらい進んでも霧山城に辿り着けない(´・_・`) あれっ看板も無くなり、獣道も無くなり、山の尾根筋を突き進む(○゚д゚)ャバィカモ・・・とうとう、90度くらいありそうな壁が(◎-◎;)!!周りを見回しても登れそうなところなし。
5分程どうするか考えたが、どう見ても命の危険が(○゚д゚)ャバィカモ・・・。
鐘撞堂まで引き返し山仕事をしていた方に、「霧山城に行くにはどう行けば良いですか!?」と訪ねたところ、「そこに見えてるよ」って
指差してくれました。もう少しで遭難するところでした。
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