【東野山砦】
<駐車場他>城跡まで車で行けますが、砂利道で落石も多く落ちているので、前投稿の菖蒲谷砦手前の場所に停めて菖蒲谷砦から尾根を登って行った方が砦の連結部分がわかって面白い。車で行くには菖蒲谷砦の投稿ポイントから道なりに行って分岐を左(案内板がある)、進んで着きます。2.5㎞くらいです。
<交通手段>車
<見所>土塁
<感想>日帰り湖北陣城攻め旅ラスト5城目。現地説明板によると東野山は別名実山ともいい、京極氏、浅井氏の配下であった豪族の東野豊前守一族の居城があったところです。賤ヶ岳の戦いでは堀秀政の陣城で行市山に陣する佐久間盛政と対陣したようです。
砦跡は南北に主郭と副郭があり両郭を土塁と横堀で囲んでいます。副郭内部は土壇があり建物があったようです。主郭は北東隅が段状に上がっていてます。虎口は副郭の南側に枡形があり西側の主郭腰曲輪へ流される感じになっています。主郭の北側が広い削平地があり武者溜まりになっていたかと感じました。主郭西側の腰郭から尾根を下って行くと支城の菖蒲谷砦に行けます。先の菖蒲谷砦での重複記述になりますが、東野山砦~菖蒲谷砦間の尾根の遺構には竪土塁、ジグザグに折れのある切通し、▢状の土塁のある曲輪があり菖蒲谷砦との連携防御の遺構が楽しめ一見をお勧めします。これにてこの旅終了、前日に今日のスケジュールで登城しようとやって来ましたが、曇り予報のはずが湖北にやって来ると雨がどしゃぶりだったのでガソリン・高速代勿体なかったが撤退しました。翌日のこの日あらためて予定通り攻略できました。走行距離316㎞無事走破。
<満足度>◆◆◇
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