明応9年頃、関東で理想の国家をつくろうと、大森氏を退け、北条早雲が伊豆韮山から小田原城に入りました。二代氏綱が関東支配の礎を築き、以後、北条氏は小田原を拠点として、多くの人材を上方から招き、産業を興し着々と勢力を伸ばして行きました。三代氏康の時代には城下町の形態も整えられ、小田原は関東における政治・経済・産業・文化の中心として繁栄しました。そして、天下統一の機運が高まる中、四代氏政・五代氏直は、豊臣秀吉軍の攻撃に備えて街全体を取り囲む巨大な総構えを築きましたが、天正18年、約20万の大軍に小田原を包囲され、約100日に及ぶ籠城戦の後、小田原城を開城し小田原北条氏は滅亡しました。
小田原城には今回で3度目の訪問になりますが、今回、初めて小峯御鐘ノ台大堀切東堀・西堀に行くことが出来ました。存在は以前から城仲間より聞いていて知っていましたが、「土塁でしょう」みたいな感じで気に留めていませんでした。
初めて東堀・西堀を見て「でけえ」「深い」「凄い」と感動しっぱなしで小一時間歩き回りました。城山陸上競技場に車を止め歩いて2~3分の所に土塁があり、その土塁の内側が東堀大堀切となっています。北条氏恐るべし。
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