最寄りの小俣駅は栃木県足利市。途中でぴょーんして群馬県に入りました。
駅からまあまあ歩きますが、景色がよくてアップダウンもないせいかそんなに遠く感じませんでした。
重要文化財の彦部家住宅は土日祝祭日の10:00〜16:00のみ開館で、入館料500円でガイドしていただけます。(←知らずに行ったけどちょうどよかった^^;)
現在も敷地内に住んでいらっしゃるので、平日は予約制です。
ガイドさんには入口(大手)にドン!っと構える長屋門から説明していただきました。
ネタバレになるので書きませんが、堀と土塁、長屋門の位置関係に注目です。
400年前に建てられた主屋と200年前に建てられた冬住みの両方を見学できます。庭園は金閣寺造営にも関わった人が手がけた池泉回遊式だったのだそうですが、攻撃された時を想定して庭園が鑑賞できるはずの主屋の大手側を壁で潰したりといった戦国時代真っ只中の緊張した暮らしぶりもうかがえました。
文庫蔵と穀倉の奥にある搦手口。
ここを見てもっと感動です。当時から残る丸い河原石を積んだ石垣がありました。その喰い違いっぷりも木橋がかかる堀(当時は水堀)も、視界が開けた櫓台も、屋敷でありながら防備を固めたお城そのものです。
三種の神器(マイお茶・マイ扇風機・マイムヒ)を持っていきましたが、主屋の離れで冷たいお茶と団扇、キンカンとウナコーワ(Wで!)を用意してくださっていました。
ガイドさんは時間内はずっといらっしゃるので、他に見学者がいなければ戦国史の話からくだらない話まで付き合ってくださいます。(付き合ってくださいましたm(_ _)m)
紅葉の頃の写真を見せていただいたのですが、とてもきれいでした。なので行くなら秋がいいかと思います。秋になると土塁に囲まれたお社の方までも難なく行けそうです。
+ 続きを読む