北斯波砦は箕輪城主・長野業正が治めていた地域で、家臣の築いた砦とされております。
箕輪城に対し南約5km離れた場所に位置し、おそらく信玄が何度も長野業正に仕掛けては撃退された際、この砦も有効に使われたんだと思われます。
ここ単体ではそれ程堅固であるとは思えず・・・恐らく周辺に多数築かれた砦を以て強力な防御ラインを形成していたんだと思われます。
土塁も実は復元土塁で、その外側・砂利の敷かれた場所は埋まってしまった堀跡との事。。。お城っぽさはかなり薄まっている感じでした。
ただ、現代の開発が進んだ地域なので、他に築かれた砦群がほぼ残っていない中、公園化されているとはいえ残されているだけマシなのかもしれません。
公共交通機関での訪問は微妙に難しいと思いますが、車でなら高崎・前橋とも近いので、周辺の史跡を数多く巡る事が出来ます。
北斯波砦史跡公園にも駐車場ありますので。
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