曽根城は、西美濃三人衆の一人、稲葉一鉄により築かれたとされています。
稲葉一鉄の母親の菩提寺として創設された華渓寺が本丸跡に現在、移設されています。
この華渓寺の北側は大きな池のある曽根城公園として整備され、多くの方が利用されていました。
遺構は、ほとんど残っていませんが、お寺の裏に復元石垣や西側も復元土塁があり、またこの地にゆかりがある春日局の碑、公園の近くにも斉藤利三屋敷跡を記録する碑があります。
お寺の敷地内には幕末の漢詩人であり勤王の志士であった梁川星巌の記念館が年中無休で無料開放いただいています。
梁川星巌記念館の中に入ると直筆の漢詩や書簡などが展示されており、また曽根城の記念スタンプも置かれていました。
記念スタンプの傍に御朱印がいただけるとのメッセージが書かれていましたので、和尚さんにお願いしました。
和尚さんの話では、以前、発掘調査が行われ、石垣や礎石などの遺構が見つかっていますが、調査が終わると埋め戻され、今は見ることができないとのことでした。残念ですが仕方が無いですね。
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