末森城は天文17年(1548)織田信秀によって築かれました。天文21年(1552)に信秀が死去すると信長の同母弟・信勝(信行)が城主となりました。信勝は信長に反旗を翻し、一度は許されますが永禄元年(1558)に再び謀反を企てたとされ清洲城で殺されます。
末森城は標高43mの岡地に築かれており、現在では本丸は城山八幡宮の境内になり、二の丸は駐車場になっています。一見普通の神社に見えますが本丸から東に降りていくと見事な空堀が残っており神社への橋が土橋の代わりにかかっています。
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