【曾根城】
<駐車場他>登城口に4台程度、200㍍下に10数台分Pあり。国道から逸れてからは超道狭いですが広い駐車場は完備されていて地図には載ってませんが行けます。
<交通手段>車
<見所>石垣・巨石
<感想>新春1泊2日伊勢国攻城の旅1城目。この日宿泊する松阪からはだいぶ南に行くが、トーダイさんの投稿「巧みに巨石を利用してます」に惹かれ1日目のメインとして計画に入れて登城した。
駐車場が2箇所あり、山道に入る登城口と200㍍程下った所にもあるがその間にもかなり大規模な石積み壁がある。砂防のものとして後から築かれたのか当時のものかよくわからなかった。
登山道は整備されたまっすぐな尾根を15分程登り、ひとまず登りきって左90℃に曲がったとこらへんに両サイド巨石があるので当時いかにも木戸があった感があるので、「ここより曽根城跡」の立て札はもう少し先にあるがこの辺りから城跡だろうと思う。少し行って堀切(横堀)辺り2箇所からははっきりと分かる遺構が見られる。規模は主郭と小さい腰曲輪、帯曲輪から成っていて、大きい削平地、二郭・三郭はなさそうでした。
主郭と北側方向の帯曲輪は特に巨石群があり切岸を巨石で石垣代わりとしてダイナミック、横たわった鯨石という巨石もある。苔もいい感じに付いていて暫く見ていると天然の巨大枯山水の庭園のようにも見えてくる。石垣も横堀・虎口・切岸・石段にあり石をよく利用した詰城だったことがわかる。主郭上段は巨石を取り囲んで防備を高めていた。オンツツジの群生地でもあり暖冬のせいで早々と少しだけ咲いていました。タイトルの準苗木城はちょっと言い過ぎかもしれませんが私の中では小さいながら十分見応えあるいい城跡でした。よかったです。
<満足度>◆◆◇
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