牛込見附(牛込御門)は江戸城三十六見附の一つで、江戸城北のやや西側の外堀の内側にあった門です。
神楽坂から外堀を牛込橋で渡ると牛込見附があり、牛込橋から見る外堀跡の水堀の幅は往時よりやや狭いはずですが、距離測定アプリで計測すると約55m、線路になっている箇所を含めると85m程はあり、圧巻の景色でした。
また、牛込見附跡には枡形の石垣の一部が現存しており、すぐ隣の高層ビルとの対比が印象的でしたが、見附跡には交番もあり、石垣と共に往時と同じく往来を監視する役目も残っているのだなぁと感じました。
牛込見附の石垣は阿波徳島藩主・蜂須賀忠英によって築かれたそうで、交番脇に「阿波乃国」と刻まれた大石が置いてあります。
平日の15時半くらいにも関わらず、人の往来が激しく写真を撮るのが大変でした(流石は東京・・・)。
※今回の東京訪問で「大江戸今昔めぐり」というスマホのアプリ(無料)をダウンロードしたのですが、江戸時代の古地図と現在の地図を重ねて見ることができ、とても便利でしたので、江戸城を訪問される方にはお勧めです。
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