座喜味城からバス2本を乗り継ぎ浦添城へ。
はじめに浦添グスク・ようどれ館で映像や資料を見て学習しました。
発掘された14世紀頃の瓦などの他に、日本軍の陣地として使われた戦時中の銃剣や焼け焦げた食糧なども展示されていました。
昭和初期、沖縄戦で壊滅した当時、そして平成の発掘から復元までと順を追って写真を見ていると、多くの試練や困難の先に現在があることを改めて強く感じました。
実物大で再現された西室内部は厳かな雰囲気を纏っており、体感できたことに感謝でした。
外に出て、ようどれに向かいます。
こちらにも写真と解説があり、辿ってきた歴史を現地で見ながら想像できてよかったです。
それにしても大きい。そして美しいです。
固い石を積み上げて表現される強さとしなやかさ。石積みの無限の可能性のようなものを感じました。
続いてグスクへ向かいます。
朝から降り続く雨はやみそうにありませんが、このしっとり感もなかなかいいものです。浦添城は沖縄戦後の採石によりほとんど城壁が残っていないそうですが、僅かに残る城壁や敷石を探しながら、また御嶽や沖縄戦の遺構なども見ながら歩きました。
そしてせっかくここまで来たのだからとワカリジーまで行きました。ワカリジーは為朝岩とも(後世になってから)呼ばれているそうで、為朝伝説にまた出会えたなぁとしみじみ思いました。
ここからの下りが若干不安でしたが壕跡など見ながら下りきるとモノレールの浦添前田駅前で、タイムマシーンで現代に戻ってきたような感覚でした。
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