埴原城は小笠原氏大要塞群の城の一つで、諏訪伊那地方からの敵に備えた南方の前線基地としての役割を担っていました。
1542年の「塩尻峠の戦い」の後、1550年武田信玄が小笠原長時を攻略する際に真っ先に埴原城を陥落させたため、近隣の小笠原氏城の林城・桐原城・山家城などの城が相次いで自落したことでも戦略上重要な城であったことが伺えます。
埴原城は小笠原氏城の林城・桐原城・山家城等と並んで戦国時代を代表する松本市内で最も規模の大きい山城で、城跡には今でも多くの郭や土塁・石垣・空堀・竪堀・堀切が良好な状態で残っています。
行き方としては、蓮花寺(松本市中山4524)を目指し、蓮花寺駐車場に駐車し、徒歩30分程で主郭に到着します。
この城の見所としては、「お姫様の化粧水」と呼ばれる水場を過ぎたあたりから、主郭部の石垣・主郭後方の技巧的な空堀を始めとする竪堀群が素晴らしい\(^_^)/(私見です)
(城域の至る所に、猪・鹿のう〇こがあり、踏まないように散策するのが大変です。)
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