寺林城は「江馬氏城館跡」の一つとして国の史跡に指定されています。城址は玄蕃山の比高70mほどの中腹にありますが、土城ほどではないにしろ訪問しにくい城です。カーナビのルートに従っていくと、折り返し狭い道を降って、これまた狭い橋を通そうとします。
こんな狭い橋わたれるかって、バックでえっちら戻って一つ東の道から入ります。周囲に駐車場は無いし、明確な城址碑も案内板も無い。
はっきりした登城道も無い。入れるだけましですが、はっきりいって歓迎はされていません。
とにかく傾斜の緩い所から取りついて、尾根上を登って行けば踏みしろのような道が上に向かって続きます。スマホに地形図の読めるアプリさえ入っていれば、特に苦も無くたどり着けます。途中に落ちていたのは熊の落し物でしょうか?写真を見てもよくわかりませんでしたが、熊は一日に40kmは移動するので、近くに水場やエサ場が無ければ、すでに居ない可能性が高いです。国神城にも熊のフンは落ちていましたが思ったより岐阜の山中に熊はいないようでした。山奥に行くか、集落の近くに行くかで二分化しているようです。
一応熊のいる可能性もゼロではないので熊鈴を鳴らしながら進みます。城址は比較的あっさりしていて二郭らしき場所の西側に主郭があります。特にそれ以上は無さそうなので、主要部到達で終了としました。
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