政元城は江馬氏城館群の一角を成す国の史跡です。比高は40m程度で山城では無く平山城の部類とされ、登城がもっとも容易な城郭です。
主郭の南西には堀切があり橋が架けられています。南にも郭が設けられていますが全体的に小規模な城址で、江馬氏城館群の中では最も西の外れに築かれていることから、数河街道や越中東街道を見張る監視用の砦の様な物と考えられているようでうす。
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2024/10/21 02:18
2023/05/27 05:21
(長野県&岐阜県方面城巡り)8日目:政元城 (2023/04/25 訪問)
向小島城からの転戦です。大国寺駐車場(36.301007、137.248605)に駐車しました。
伝説によると平治年間(1159~60年)悪源太義平が傘松城に拠ったとき、その家来の正本主馬がここに城砦を築いたのが始まりとされます。
その後、永禄・元亀(1558~73年)頃、江馬氏の家臣・吉村斉右衛門政元、吉右衛門政延父子が居城したと伝えられています。
1582年(天正10年)十六代続いた江馬氏の滅亡によりこの城も落ちたと伝えられています。
城は大国寺の西の丘の上にあり、丘の頂部に本丸があり、空堀で隔てて二の丸があります。
ここから更に山頂へ行くと、狼煙台があり土塁が残っていると案内にありましたが、時間の都合上、行っていません。
狼煙台は本城(現在の神岡城)に、いち早く敵の侵入を知らせる役割を果たしたと思われるそうです。
攻城時間は25分くらいでした。次の攻城先=寺林城に向かいます。
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分類・構造 | 丘城 |
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築城主 | 不明 |
築城年 | 不明 |
主な城主 | 吉村政元 |
遺構 | 曲輪、土塁、横堀(空堀) |
指定文化財 | 国史跡(江馬氏城館) |
再建造物 | 碑、説明板 |
住所 | 岐阜県飛騨市神岡町西字政本 |
問い合わせ先 | 飛騨市商工観光部観光課 |
問い合わせ先電話番号 | 0577-73-2111 |