この日は元々は八幡山城や安土城に行くつもりでしたが、滋賀県は前日から生憎の雪の予報…。雪だと遺構がわかりづらくなりますし、冬期の山城めぐりのためにこの冬からスタッドレスタイヤを導入したとはいえ、正直、雪道を走るのは不安なので予定変更、雪の影響の無さそうな熊野方面に行くことにしました。
夜明け前に家を出て、五條市から十津川村を抜けて赤木城へ。十津川村も熊野市も新宮市も雪の予報はなく大丈夫! と思いきや、五條市の旧西吉野村あたりから道路脇に雪が残り、旧大塔村では路面にも雪が積もっていて、雪道を避けたつもりだったのに…と泣きそうになりながらも、スタッドレスタイヤのおかげで何とか無事にたどり着くことができました(十津川村以降は積雪なし)。
赤木城でも小雪が舞う中の登城となりましたが、さすがは藤堂高虎が築いたとされるだけあって、深い山奥に石垣に囲まれた郭が連なる情景といい、技巧的な縄張りといい、実に見応えがあり、寒さを忘れて1時間余り歩き回ってしまいました。
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