えりどうしちだて

彫堂七館

宮城県遠田郡

別名 : 七館八沢
旧国名 : 陸奥

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刑部

強風の中登城 (2023/01/04 訪問)

狭い道の先に小高い所にある城址、公園になっていましたが遺構を残していました!

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カズサン

曲輪、土塁、堀が公園とし良好に保全管理されてます (2020/10/27 訪問)

 古川城、搦手門を終えて東約10km程の彫堂七館(エリドウシチダテ)を目指す、途中昨夜ゲットしたGoTo割クーポン券をコンビニで昼食用の食料等に変える。
 ナビは彫堂七館、蜂谷森公園の西側に在る駐車場に合わせ小牛田駅方向から入り駐車場にピッタリ到着。駐車場東に聳える切岸にビックリしっかりした造りだ探訪にワクワク感が満ちる。
 トイレも完備、駐車場は10台は可能かな?、駐車場北の登城路から探訪開始、余湖図コレクションさんの俯瞰図頼りに探訪1郭(小館)北虎口より1郭内部高い切岸で護られてる、1郭と2郭(陣館)間に堀切、橋が架かってる、2郭と3郭(狼之介館)は一段低い、3郭と4郭(彫堂館)の間に堀切と木橋、4郭は現在浄水場タンクが設置、その先東は下に降りる登城路、南側全体は高い崖で防御されてる、東、南からの勢力を意識してる造りでしょう。
 私一人の探訪でした構造物を観察しながら熊注意看板も無く私一人の時間を堪能しました。
 4年前に岩出山城、涌谷城を探訪した折、国道108号線沿いに気に成ってた城郭群の一つでした、4年振りの初登城です。
 
 駐車場に在る案内板によると大崎氏の東端の守りを固めた城なのかと?対葛西氏、対伊達氏として。(抜粋)
 詳細説明は地元先達のぎりょうさんの投稿をお読み下さい。

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ぎりょう

奥州探題大崎氏の軍事拠点か (2020/01/12 訪問)

彫堂七館は遠田郡美里町の鳴瀬川から500m北方の丘陵東端に位置する。七館はそれぞれが独立した城館と云うより、丘陵を堀切で遮断した七つの曲輪を連ねたつくりとなっている。館は西から長館・大館・小館・陣館・笹館・狼之介館・蜂谷森と呼ばれた。仙台領古城書上には遠田郡の項に、北浦邑 一 彫堂城 東西三十四間 南北二十六間 城主不知 との記載がある。築城された時期や築城者は伝わっていないが奥州探題大崎氏が南北朝の内乱期に築城した可能性が高いと云われている。その後も遠田郡は大崎氏領の東端にあたることから、葛西氏・伊達氏に対する戦略的要地としてこの城が機能したと考えられる。
現在大館は開発により曲輪が確認できず、蜂谷森は頂上部に水道施設が設置され旧状を留めない。他の曲輪は蜂谷森公園として整備保存され曲輪・土塁・虎口・空堀・堀切・竪堀などが確認できる。
昨年の豪雨災害で小館と陣館の切岸の一部が崩落しており、現在も修復されていないが見学には問題はない。蜂谷森公園の駐車場が西の道路脇にありここを利用すると便利。

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城郭情報

分類・構造 平山城
築城主 不明
築城年 不明
主な城主 大崎氏
遺構 曲輪、腰曲輪、土塁、横堀(空堀)
再建造物
住所 宮城県遠田郡美里町北浦字山前