岐阜県池田町のマンホールカードをいただきに町役場へ行こうとして、Googleで位置を確認していると、最寄り駅である養老鉄道の北池野駅から一駅先の美濃本郷駅の近隣に「本郷城跡」とあったので、寄ってきました。
「お城選択」の検索で出てきませんので、その他の城として紹介します。
大垣駅から養老鉄道に乗換え、美濃本郷駅で下車、住宅地を歩き約7分(550m)で到着。
住宅地の中に本郷城跡の案内板がありますが、駅から歩いていくと案内板が裏側になっていて、見逃し行過ぎてしまいました。
Googleマップで行過ぎたのを気付き、引き返すと「本郷城跡」と記載が分り、矢印の方向に進むと、到着。
櫓台を囲む一角が遺構として保存されており、城址碑と説明板が設置されています。
説明板から本城は、「築城時期は明らかでは無いが、池田氏(834~847頃)、美濃国守護_土岐氏(1390頃)、豪族_国枝氏と移り変わり本拠としていた。関ケ原の戦いで城主であった国枝重元の弟:修理亮政盛が西軍に属した為、東軍に城を焼き払われた。」そうです。
堀と土塁を二重に巡らせた輪郭式平城であったが、現在は内郭の櫓台を含む部分(35m四方)が現存し、池田町の史跡として保存されています。
遺構も少なく住宅地の一角にひっそりと残されている城址で訪れる人も殆どありませんが、一般に知られていないが地元で大切に保存されている城址も良いものです。
+ 続きを読む