案内板によれば開田城は戦国時代に活躍した国衆の一人、中小路氏の居館(居城)とされ、土塁の一部が残っています。
一辺約70mの方形の郭の周囲に幅約6.5m、高さ約2mの土塁を巡らし、さらに外側に幅約8m、深さ約1mの堀を巡らしていたようです。
虎口は南西に着き外側へ張出す特徴を持っていたようです。
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2025/08/03 15:16
2022/11/14 08:06
後世に伝える (2022/10/02 訪問)
戦国期に西岡地域の国衆の一人である 中小路氏が築いた城館で、西山東麓の西国街道と丹波街道が併走する交通の要衝に位置します。
周囲を土塁と堀で囲んだ単郭方形の平地城館で、主郭はマンション敷地になっていますが、西辺の土塁は開田城土塁公園として整備され、駐車場奥の南東隅部にも土塁が一部遺されています。また、マンションのエントランスには開田城の復元模型と説明パネルが展示されています。
エントランスではあっても、人様の居住空間にずかずか入り込んで見学するのはちょっと気が引けるなぁ…という思いもありましたが、復元模型の外側の窓に貼られた案内表示には「自由にご覧ください」「あわせて見学してください」と重ねて書かれており、マンション建設にあたってわざわざ二か所も土塁を残し、復元模型まで設置して開田城を後世に伝えようとしてくれているんだから、遠慮するほうがかえって失礼にあたると考え、(迷惑にならない範囲で)ありがたく見学させていただきました。
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2022/08/22 06:44
分類・構造 | 平城 |
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築城主 | 中小路氏 |
築城年 | 戦国時代 |
主な城主 | 中小路氏 |
遺構 | 土塁 |
指定文化財 | 市史跡(開田城跡土塁) |
再建造物 | 碑、説明板 |
住所 | 京都府長岡京市天神1、開田3 |