小堤城山城は六角氏家臣の永原氏により、1490年頃に築かれたと考えられる山城で六角氏家臣クラスの山城としては最大級で、石垣の多用さにおいても、群を抜いている山城です。現状、遺構としては曲輪・虎口・土塁・石垣・堀切・竪堀が残り、現在に伝えています。
城跡は、山頂部、中腹の屋敷跡、山麓の登城ルートの三つに分かれ、山麓から屋敷跡に至るルートは両側に小さな郭を設け、敵の侵入に備えている姿が窺えます。石垣は城内の至る所に見られますが、登城ルート沿いには特に大きな石を用い、権威を示す効果も窺えます。
アクセスは、野洲市小堤にある「平田機工」さんを目指し、「平田機工」さんの脇道から道なりに1km程進むと車止めのゲートがあり、ゲートの手前に車を止め(3台ほどの駐車スペース)0.8mほどのゲートを乗り越えて15分位歩いて行きます。
小堤城山城は、7年ぶり2度目の登城で前回の城跡の記憶が残っていたことから、問題なく登城できるものと思っていましたが、国道8号線からの入り口が分からず、ウロウロと30分ほど時間を無駄にしてしまいました。最後は、「城郭放浪記」さんをスマホで検索し、登城ルートを参考にさせて頂きました。(7年も経つと記憶ほどあてにならないものはないですね( ;∀;))
最後に、「カズサン」さんの11月15日霞城の投稿で、”ヒロケンさんの投稿で再認識が深まり”とあり、「カズサン」さんが自分の投稿で再認識を深めてくれたこと、大変嬉しく拝見させて頂きました。すごく励みにもなり本当にありがとうございました。(#^.^#)
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