今さらですが和歌山城の続きです。前回は天守まで投稿したので、今回は復興櫓から多聞櫓を周遊してから本丸までの道筋です。天守曲輪の東に本丸御殿跡があり、そこに至る道は紀州青石の石畳が敷かれています。紀州青石は雨に濡れると青みを増し、美しい光沢が出るので、この日のような小雨の日は和歌山城の訪問に適しているといえるでしょう。
以前の投稿の内容になりますが、天守台の石垣は天正13年(1585)に羽柴(豊臣)秀吉が弟の秀長に命じて和歌山城を築かせた時の遺構だとされています。和歌山城の石垣の中でも最も古い石垣とされ、紀州青石(緑泥片岩)が積まれています。
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