たかやしきだて

高屋敷館

青森県青森市


旧国名 : 陸奥

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南より石碑、看板柱を入れて高屋敷館を遠望
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カズサン

平安時代環壕集落遺跡 (2024/05/20 訪問)

 縄文世界遺産三内丸山遺跡を終えて高屋敷館を初登城しました、高屋敷館は平成28年10月に浪岡城を訪ねた折り、浪岡ICより国道7号線バイパスを南下中に国道脇の遺跡標柱を見ながら通過した記憶の有る遺跡城跡です。

 駐車場:高屋敷館遺跡南に広い専用駐車場。トイレ無。
 参考資料:城郭放浪記さん余湖図コレクショングーグルマップに依る。

 駐車場から北へ、国指定史跡高屋敷館遺跡名の石柱と大看板柱が並んで立っている、進んでいくと復元整備された壕、土塁が南側に、西側より食違土塁が西虎口か?虎口前に高屋敷館遺跡の解説板、木橋の左右内側に壕が廻っている、土塁が外側、壕が内側に廻ってる構造です、木橋を渡り内部へ、西虎口内側北に木製の柵列が一部復元、内部は竪穴建物跡、工房跡などが多く地表平面表示されている。
 東側には大釈迦川が流れて外濠の役目、大釈迦川の河岸段丘に位置する構造で裏虎口、裏出入口が東側に有る。西は国道7号線バイパスで区切られている。
 解説板によると大きさは南北約500m、東西約90m、平安時代の環壕集落遺跡との事。平成13年に国指定史跡に認定。

 国道7号線浪岡バイパス工事前の発掘調査(平成6年~7年)で発見されてバイパスルートを西に振り遺跡の保存整備がされたようで大変ありがたい事です。
 浪岡城を優先しスルーして8年振りの登城となった次第です。
 

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小城小次郎

浪岡城と基本構造は変わらないような (2023/05/05 訪問)

完全な形の環濠集落発見に湧き、建設予定のバイパスのルートを変えて保存され、国史跡として整備された。工房を伴う10~12世紀の集落だがすぐ近くの浪岡城(こちらは16世紀)も基本構造はあまり変わらないような気がする。

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しんちゃん

整備された先住民族蝦夷の遺跡 (2021/05/06 訪問)

高屋敷館は国道7号に面する舌状の台地上に築かれていました。10~12世紀ごろにかけて人が住み中央の環濠集落とは異なる時代に築かれています。蝦夷などと呼ばれた先住民のものと見られ、青森県八戸市では10世紀中ごろ以降に中央からやってきた国司や城司との軋轢があったようで、この地方における情勢の変化があったようです。
高屋敷館は国の史跡に登録され整備が進んでいます。周囲を堀と柵塀で囲み土塁も復元されているようです。

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じゅんじん

浪岡城前に (2023/09/07 訪問)

インターから浪岡城へ向かう途中に道路沿いにありました。大型駐車場完備です。平安時代後期の環濠集落だそうです。

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城郭情報

分類・構造 環濠集落
天守構造 なし
築城主 不明
築城年 平安時代
主な城主 不明
遺構 土塁、横堀(空堀)
指定文化財 国史跡(高屋敷館遺跡)
住所 青森県青森市浪岡大字高屋敷字野尻
問い合わせ先 青森市教育委員会事務局文化財課
問い合わせ先電話番号 017-761-4835