愛知県名古屋市にある城址です。清浄寺一帯が跡地で、城びとには未登録です。
天文17年(1548年)頃、尾張国守護斯波氏の一族牧下野守長義が築いたと伝わっています。子の長清は織田信長の妹「おとくの方」を娶っています。「おとくの方」は姉妹のお市の方と同様に美人の誉れが高く「小林殿」と呼ばれていました。長清は老後、仏門に入り、死後、廃城になったとされています。
跡地は尾張徳川家2代光友の時、剣術指南役となった柳生兵庫助利厳の屋敷となりました。その後は1701年清浄寺が建立され現在に至っています。境内には小林城主牧氏の墓があり、石碑、説明板があります。遺構はありません。
名古屋市の中心地である栄から近く地下鉄矢場町駅から徒歩5分で行くことができます。栄付近に所用があり、帰りに立ち寄りました。
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