しとしとと降り続く春の雨。
桜まつりにはまだ早く、復元潮見櫓も公開前ではありましたがそれもまた一興と、西九州城めぐりの最後に行ってみました。
復元工事は既に終わり、あとは公開を待つばかりの潮見櫓。少し離れたところから見つめるのみでしたが、5年、10年……100年後、今日の日のことを知る人が誰もいなくなっても、「現存令和時代の復元櫓」としてここに在り続けてくれたらいいなと思いました。もちろん、(伝)潮見櫓の方も現役で!
本丸に行くと、何と、立派な天守が復元されていました!!桜まつりの一環として設置されたものですが、幻の天守をイメージするのにこれほど助けとなるものはありません。50基近くあったという櫓とともにイメージするのは更に想像力が必要でしたが、福岡城にとっての天守の物理的・抽象的位置づけにも思いを巡らせてみました。
黒田如水御屋敷跡、旧母里太兵衛邸長屋門、名島門、祈念櫓跡、多聞櫓、そして力強い石垣を見学しながら、福岡城の広大さや奥深さを改めて実感しました。
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