湯河原駅からタクシーでバス停までアクセス🚕
バスは廃線になったらしい
レンタサイクルはあるけど…山道の勾配がキツいし車の邪魔になってしまうと思われるからやめたほうがいい
バス停には数台のバイクが止めてある。ライダーにとってここはそこそこ名所なのか?自動二輪の免許持ってる方はバイクもあり🏍️
トイレはバス停付近にあるだけ🚻しかもかなりボロくて虫がブンブン飛んでる。水道は蛇口から水が出るだけで石鹸は無し
トンネルを抜けて…地蔵がたくさんある場所を過ぎて…下り坂を進む…道の両側には灯籠や地蔵が並ぶ
矢印板を過ぎると待ってるのは上り階段…それを上りきると…窟が目の前に
かつてここは…もっと入口が狭くて…身を隠すのに適していたが…関東大震災で崩落…今の丸見えな窟になったそう
今でさえ…ここまで来るのに一苦労な場所😓
あの頃(治承四年)はおそらく今よりも道が整備されてない分、もっと大変だったはず
「(権力を独占して威張り腐ってる)平家を倒せ✊」という以仁王…つまり朝廷からの綸旨を受けて…流刑先の伊豆で挙兵した源頼朝
しかし平家側の軍勢は圧倒的…多勢に無勢で…石橋山の戦いに敗れた頼朝は…敗走して足柄の山奥にあるこの窟に…家臣と身を潜めた
「ここまで来れば…見つかるまい☺️」「こんな辺鄙で山奥…とても人の住むような場所じゃないところまで…」と
しかし…平家にとって頼朝は…宿敵源氏の神輿的存在…負けて散り散りになってるとは言え…生かしておけばいつまた反乱分子に担がれるか分からない…おまけにあの時…20年前に平治の乱で(まだ子供…かつ平清盛の母が「タヒんでしまった自分の息子にそっくりだから」と助命嘆願した理由で…)処刑せずに伊豆に流罪で許してやったのに…
今度こそ…◯す💀
平家側は…ネズミ一匹逃さないスタンスで…隈なく一帯を探した…何としても頼朝の息の根を止める💀そして平家側の武将…梶原景時が…頼朝一行が窟に隠れてるところを…みぃーちゃったーのである
しかしその時…景時の頭に…一つの考えがよぎった
「こいつ(頼朝)を引き渡せば褒美が多少もらえて…こいつはほぼ間違いなく◯刑だろう」「でもそれでいいのか景時?そうなれば平家一門がのさばり…平家じゃなければ人間じゃないという空気の世の中に逆戻りだぜ」
「おまけにあいつら(平家)…おれたち関東の武士を蔑ろにして…天皇家と婚姻関係結んで…朝廷とばかり仲良しこよししてやがる」「あれはおれたちが望んだ世の中じゃない…我らが求めてるのは…独立した武士の政権…武士の求めてるものを理解し、その利益を代表してくれる存在だ…」
「そうと分かればこいつ…生かしておいたほうが…これから先…面白くなるんじゃね😆😁😏」
こうして頼朝は命拾いし…窟から(真鶴半島にある)船出の浜まで移動…小舟一艘で上総国(千葉県)まで渡るという離れ業をやってのけて…一定数の武士を味方に引き入れて…源氏の拠点である鎌倉に凱旋した
戦いにボロ負けして味方は数騎になり…普通ならこんな負け馬には乗りたくないというのが…人間の心情(かと思います)
けれど敗走中に…どんどん味方が集まって…勢力を盛り返す事ができるとは…どれだけ平家の政治に不満を持つ人間が多かったか…という何よりの証拠なのでしょう🤔
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