【粟住山城】
<駐車場他>登城口前に平地があり停めれます。
<交通手段>車
<見所>眺望
<感想>日帰り尼子十砦旅ラスト5城目。この城は尼子の城ではないようです。現地説明板によると粟住山城は築城年代、城主とも不明で江戸時代初期に津山城築城に際して粟住矢倉という人物がこの山から建材を持ち出したことから粟住という地名がついたといわれています。中世のお城ということは間違いなさそうなので、結局は当時の城名も城主も不明ということでしょう。
車で城跡まで向かう途中で山頂に1本松が残る山が見えるので、あの山が粟住山城跡だとすぐ分かります。登城口から主郭までは目立った遺構は見受けられません。1箇所だけ土塁堡塁のような場所があります。主郭の南側に薄い堀切があり主郭に入ります。主郭は山頂部分を水平に切り取ったような広い曲輪で土居はありません。副郭との間や側面に竪堀があるようですが灌木が茂って現在は表面観察では分かりません。主郭の北側に堀切があり副郭があります。私の腰上あたりまで灌木が茂っているので散策は不可です。副郭の北端から切岸を降りる踏み跡がありますが、急斜面で尻もちつきそうで降りるの止め、ここまでとしました。北側には曲輪が連段となっているようです。ロープか何か持参するといいでしょう。
これにて日帰り旅終了。この日は往路が雨で、城跡に登り始めると雪が降って、下山して次に向かう移動は晴れて、次の城跡に着いたらまた降雪のタイミングで運が悪かった。船上山城も予定していましたが積雪で通行止めで、あとからでしたが尼子十砦制覇ならずで散々でしたが、気持ちを切り替え、今回は怪我無く城攻めができて、のちの楽しみが増えたと思います。走行距離662㎞無事走破。
<満足度>◆◆◇
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