東京近郊11城巡り10城目は目黒氏館です。
GPS座標の入力ミスにより、恵比寿駅より防衛省施設を一周して目黒川経由で目黒学院校門前(35.644416、139.702377)に着きました。徒歩25分位かかってしまいました。間違えなけく歩けば、10分ちょっとで歩けます。
目黒氏館は平安時代末から鎌倉時代初期にかけての武士目黒氏の居館とされ、目黒川と蛇崩川の合流点近く、字別所(目黒学院高校付近)に館があったとされます。
目黒氏館については、比定地が2つ存在します。原因は、『目黒区史』や『日本城郭大系』で「目黒高校」が館跡としているものの、目黒区内に「目黒高校」が2つあることにあるようです。
『大系』では、目黒高校の所在地を祐天寺1丁目としていて、ここには現在「都立目黒高等学校」があります。
他方、その解説のなかでは、館の位置について「恵比寿方面から張り出している台地が西進して目黒川とぶつかる。この台地の先端」としています。
この条件に見合うあたりには、かつて「私立目黒高等学校」と称していた目黒学院高校があります。
どちらが正しいのかはわかりませんが、自分は「目黒学院高校」を訪れました。
遺構も再建造物も何もありません。訪れたという自己満足だけですが、目黒川を経由したので桜の写真を撮りました。時期的にちょっと遅かったようで、散り始めていました。
攻城時間は5分くらいでした。
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