東胡麻ー塩貝城跡縦走の午後から美山へ行き、丹波の山城をハシゴ攻めしてみた。
島城は秦河勝の後裔川勝氏の居城で若狭と西への街道が交差し、由良川と棚野川の水運を押さえる交通の要衝に築かれた山城だ。川勝氏は光秀に従い丹波平定に加わるが、本能寺後、秀吉に取り入り、また関ヶ原合戦時は田辺城(舞鶴市)の細川幽斎を攻めたりしているが、徳川時代を経て近代まで生き抜くしぶとさには感服する。
城山の登山口は三ヶ所あるようだが、それぞれ距離的に変わらないので南側から尾根筋を歩く平坦なルートを採った。
途中、熊の爪痕があったが、山頂にもあってビビりまくりの登山となった(;゜0゜)平地には熊が出てきているとの情報があったので冷や汗をかいた💦
山頂の本丸付近は立派な石垣で固められ、二ノ丸には美しい竪堀の跡がくっきり見られ遺構が良好に残る。
眺望も大変よく、北は若狭との国境、東西南北の街道が見渡せ、この地を選んだ理由がよく分かる。菅原神社が鎮座している市場という数少ない平地を守るよう今宮城、中村城とともに取り囲むように城を整備したようだ。
小規模ながら京都にも戦国大名がいたようで、身近な府内の城跡をもっともっと訪ねていきたい。
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