武蔵五日市駅起点の山城3城がこの日のターゲット。檜原城がいちばん遠くで秘境だったらどうしよう…と少し不安でしたが、麓の吉祥寺のあたり(本宿)は役場やコンビニもあり檜原村の中心部のようでした。
三ツ鱗が北条氏の故地であることを物語る吉祥寺の十三仏巡拝入口アーチが登城口。ところどころにある分岐道が十三仏へのアプローチになってたのでいくつか寄りながら登りました。仏さまの方への道は険しめのところもありましたが山頂への登城路はひたすら歩くものの危険と感じるところはありません。山裾ではびろーんと広がっていた竪堀も登るにつれてだんだんとそれらしくなってきて、がんばれー!と励まされている気分。
山頂は標高449メートル(比高200メートル)。天下取ったどーの眺望、連続する袖郭、その先の堀切。南郭と北郭の間の土橋からずどーんと落ちる竪堀。小さな空間に見どころが凝縮されていました。「攻め手を足止めさせる役割をもった境目の城」というのも実際にこの場所に立つとイメージがよく湧きます。
久しぶりの初訪問の山城(戸吹城は除く)で、満足のいく心地よい時間を過ごせました。
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