森山城から転戦。車で5分くらいで着きました。
須賀山城跡駐車場(35.828913、140.651390)に駐車して攻城しました。
須賀山城は千葉常胤の六男、東胤頼によって1190年(文治6年)築かれた城です。胤頼は上代前掛城(桜井城/現:旭市・旧:千潟町)より移りました。
その後、1218年(建保六年)に須賀山城とは台地続きに森山城を築城して須賀山城から移り、ここには一族が居城したようです。
三代東胤行は1221年(承久三年)に美濃山田庄の地頭として移り、その後は海上氏が居城としました。
戦国時代には千葉胤冨が東氏一族である海上氏の養子として入っていましたが、1557年(弘治3年)千葉宗家を継ぎ本佐倉城に移りました。
しかし、胤冨はこの城を境目の城として重視し森山城の外郭として森山城に取り込む形で須賀山城も改修したようです。
天正年間に入ると東氏、その家臣の原氏が在城し、宗家千葉氏とともに北条氏に従いました。
1590年(天正18年)、城主の東直胤は小田原城に籠城しましたが、北条氏滅亡後に森山城とともに廃城になりました。
現在城址には土塁や空堀などの遺構が残っており、天之宮神社付近の鳥居前に城址碑があります。
深い空堀、高い土塁が残っており見ごたえ十分でした。
攻城時間は25分くらいでした。
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