観音堂裏から尾根歩きになり、竪堀・堀切がわずかに見られる。主郭下の道は折れて虎口へ、主郭は奥が一段高い。北に続く尾根には郭・堀切・竪堀などが残る。東(尾根の向きは南東)には支尾根が二筋あり、遺構が記されている。主郭側の尾根へヤブ状の踏跡が見えたが、時間がなく諦める。
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2024/04/21 07:10
2023/01/19 20:08
細尾根に堀切、そして畝状竪堀 (2023/01/04 訪問)
浄福寺の駐車場に停めさせて頂き登城。
墓地の中の白山神社裏手から登って行きます。
少し登ると観音堂があります。
ここからが大変、尾根道を登って行きます。
前回もそうでしたが落ち葉で滑る。
途中に落ちる竪堀を見ながら登ると山頂部には小さな祠があり、これが主郭。
登ってきたものを含め4本の尾根に展開されていますが今回も東の尾根に進んで行きました。
途中、尾根上には深い堀切があり、先端部には南関東では稀な畝状竪堀もありました。
他の尾根もチャレンジしたかったですが藪っぽく時間もなかったので撤退しました。
東京にも味のある山城がありますよ。
ただし体力は必要ですかね。
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2020/12/31 17:06
2020年城郭ベストナイン 中世城郭(堀切)部門 (2020/03/07 訪問)
続いて中世城郭(堀切)部門からは浄福寺城を選出。
岩盤を削った迫力ある堀切のある城には数多く行きましたが同一の城が複数部門で受賞することは避けたかったので土の堀切で最も見応えのあった浄福寺城を選びました。浄福寺城の魅力は東からの攻撃に備えた数々の堀切。関東では珍しく畝状空堀群もあります。東からの敵を防ぐ気持ちで歩くと城の堅固さがよくわかりました。
城への道はかなり険しく滑るので登山靴での登城をオススメします。
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2020/03/19 22:56
ゲームオーバー(´;ω;`) (2020/03/12 訪問)
無理だと思ったら引き返す覚悟をしながらも、もしかしたら行けるかも…という期待もあって、トレッキングシューズで出かけました。
麓の浄福寺で解説板を読み、ほころびはじめた枝垂桜を眺めていると、お寺の裏から動物の鳴き声のようなものが聞こえたのでそっと覗いてみると、お猿さんたちがお食事中(゚Д゚;)
野生の猿との初めての邂逅がまさか都内だとは(―_―)!!
ここが登城口だったらソッコー引き揚げていたと思うのですが、そうではなかったので予定通り白山大権現横の登城口へ。この緩やかな上りが永遠に続くわけではないというのは皆さまのご投稿で理解しておりましたので油断はいたしません。ですが、観音堂まで素直に石段を上がらずに左の坂から行ってしまったのはちょっと失敗。石段の方がきっと楽です。
観音堂の先をさらに少し登った電柱のあるところから少し下り坂になって、緩やかな上りをしばらく進むと…出た!直登の道。皆さまが言っておられたのはここのことかとしばし感慨にふけり、この道に備えて途中で拾っておいた木の枝を相棒にがんばって登って、平らな道に出ました。が、それもつかの間、さらに急な土の壁が立ちはだかる…。距離としてはそんなになさそうだけどあまりにも傾斜が急で。二方向から行けそうだったけれどどっちを選択しても大差なさそうな怖さ。まじ、ここ滑った人おるやろ?ザイルと道連れと心の準備がないと私には無理。ここが限界でした。(お食事を終えたお猿さんたちが帰ってくるかもしれないしというドキドキもあり。)
でもこの先に広がる世界を見てみたいので、ともに滑ってコケての覚悟をしてくれる人が見つかったら(いるか?)再チャレンジしたいです。
☆八王子城の中腹に「松竹バス停方面→」という道標があって、どこなんだろうなあと思っていたら、浄福寺城最寄りの「恩方事務所」の1コ前のバス停がそうでした。浄福寺城は松竹城とも呼ぶのだそう。八王子城とほぼ繋がっているみたいです。あと、松竹は「しょうちく」だと思っていたら「まつたけ」でした。
☆☆隠し撮りした写真⑧にお猿さんが三匹隠れています(^_^)/☆☆
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分類・構造 | 連郭式山城 |
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築城主 | 大石信重? |
築城年 | 至徳元年(1384)? |
主な改修者 | 北条氏 |
主な城主 | 大石氏、北条氏 |
廃城年 | 天正18年(1590) |
遺構 | 曲輪、土塁、堀切、横堀、竪堀 |
指定文化財 | 市史跡(浄福寺城跡(新城跡)) |
再建造物 | 説明板 |
住所 | 東京都八王子市下恩方町3259 |
問い合わせ先 | 八王子市生涯学習スポーツ部文化財課 |
問い合わせ先電話番号 | 042-620-7265 |