もとすじょう

本栖城

山梨県南都留郡

別名 : 本栖の城山
旧国名 : 甲斐

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ここはたぶん虎口
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朝田 辰兵衛

石塁の芸術ですネ… (2024/01/06 訪問)

直線的な石塁ばかりでなく,曲輪を囲むように積まれた曲線的な石塁は,もはや芸術の域に達していると思います。
限りなく富士山に近いですが,城域からは眺望できません。私は河口湖駅からバスを利用しましたが,途中「パノラマ台下」のバス停からの富士山が美しかったので📷しました。
本栖城へは「石塁入口」バス停を利用。約100m戻って「←石塁」の標識から道なき道を突き進みました。とにかく歩き続ければ,直線的な石塁にたどり着けます。
晴天であることと,どこかで富士山眺望をバーターにして,ゆっくり1日かけたスケジューリングがドススメです。

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T-Shionoya

溶岩石積みの本栖城 (2023/03/04 訪問)

樹海の溶岩石塁に興味があり、3月は山梨県南都留郡富士河口湖町の本栖城へ。

精進湖と本栖湖の間、烏帽子岳から東の青木ヶ原樹海に突き出た比高約120mの尾根に築かれた城。
甲斐と駿河を繋ぐルートの1つ、中道往還が麓を通る、戦国期の国境警備ポイント。
1500年代中期には武田が、後期には徳川が支配していた記録があるとのこと。

現在はハイキングコースの一部でしょうか。
当日は南麓部、山城部、北麓部そして139号線東側の石塁の順で訪問。

樹海で道を見失いそうな南麓部は、初めて見る溶岩を積んだ関所らしい遺構が散在。
先端から登る山城の尾根は急勾配で、2か所ほどが滑りやすくスリリング。案内図の「竪堀」から連続堀切となり、ここからが城内でしょうか。
連続堀切を突破すると、積んであるのか転がっているのか黒い溶岩が見られるようになり、主郭の向こう側に写真の7枚目。

北麓の信玄築石も中道往還に設けられた関所の様。
そして東の長い石塁は奥に進むほど状態が良く、高い部分は2mぐらい。

滞在時間は約3時間半。
珍しい溶岩石積みの城が私の城郭巡りの152城目でした。

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姫街道

溶岩の要塞 (2023/05/05 訪問)

急勾配な山道を登ると、尾根上に岩を削った堀切が連続して出現する。主曲輪周りや、狼煙場と呼ばれている周囲は、加工した溶岩を積み上げてあり一見の価値は十分にある。狼煙場背後の堀切は圧巻で、覗き込むだけでも腰がひける。

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あーぞー

2020年城郭ベストナイン 中世城郭(石積)部門 (2020/03/20 訪問)

中世城郭部門ラストは石積。本栖城を選出しました。
樹海の中から現れる石積や郭の城壁となる溶岩でできた石積は見事です。戦国時代の東国史を語る上で欠かせないのが中道往還。そこを押さえる拠点が本栖城です。
樹海を歩かなければならず、街道封鎖と関わりのない石積も存在するので下調べと同行者は必須です。情報を仕入れてから複数人で訪れれば迷う確率は減ると思います。尾根づたいに烏帽子岳へ登れば富士山と樹海を一望できるので余力があれば足を伸ばすことをオススメします。

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城郭情報

分類・構造 山城
築城主 不明
築城年 不明
主な城主 武田氏、渡辺氏
遺構 曲輪、土塁、堀切、石塁
再建造物 説明板
住所 山梨県南都留郡富士河口湖町本栖