柳ケ瀬トンネルの敦賀側出口で出て直ぐ右折し、玄蕃尾城に向かう林道へ入り約2kmを走ると登城口へ到着。
昼前から登城口の駐車場(5台ほど駐車可能)が混み合うとの情報があり、9時半に到着する予定で出発しましたが、途中の高速で事故渋滞に巻き込まれ、2時間遅れで11時の到着。その時は、2台の車の駐車で何とか混み合う前に駐車。奥のトイレの前に設置されている続100名城のスタンプを押し(パンフレット在庫切れ・残念)、登城口から約20分ほど登ると南郭へ到着。
虎口から入り、土橋を渡り、虎口郭、馬出郭を見て過ぎると主郭へ入った。主郭の奥には櫓台があり、櫓台上には櫓が建てられていた跡の礎石が残されている。主郭は3つの虎口があり、土塁、堀で囲まれている。北側の主郭虎口を抜けて左に進むと馬出がありその先に大きな搦手郭があり、ここも空堀と土塁に囲まれ配置されいる。空堀は深く、土塁上まで3m程の高さがあり、陣城ですが規模の大きい山城であったと想像できます。高い土塁と堀で巧妙に郭を囲み、柴田勝家が築いた高い防御性の高い、渾身の陣城。
30分ほど遺構を見て回り、登城口に下りると情報どおり駐車場が混み合っていて、ギリギリの時間で到着していたと安堵。
この城は、携帯もラジオ(熊よけ)も全く電波が届かず、役に立ちません。「熊の棲みか」とガイド本にも注意が書いてあり、熊鈴、ラジオ、撃退スプレーまで用意して万全な対策をしていましたが、思ったより登城者が多く、休日昼頃の登城でしたら大丈夫そうです(平日は準備万全で)。
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