「柴咲コウ」さんが演じられていた大河ドラマ(おんな城主 直虎)ゆかりの城巡りに次男と二人で参加しました。
大河ドラマが好きで見てました。確かこのツアーの2日目が、放送の最終日だったと記憶しています。
クラブツーリズム「女城主井伊直虎ゆかりの浜松と静岡100名城めぐり2日間」の1城目は井伊谷城です。
井伊谷城は1010年頃、遠江国の国司を務めていた藤原共資の息子である藤原共保(土着し、後に井伊共保を名乗ったとされる)によって築かれたと言われており、以来約580年に渡って井伊家が治めていました。
井伊谷城が歴史の表舞台に登場するのは南北朝時代のことで、1337年に井伊道政が後醍醐天皇の皇子である宗良親王をお迎えしたという記録が残っているそうです。
しかし、南北朝の争いが激しくなった1339年から40年にかけて北朝方の高師泰や仁木義長たちに攻められ、落城しました。
南北朝時代以降、井伊家は今川氏に従うことになります。
1560年に桶狭間の戦いが起こると、22代目当主である井伊直盛(ドラマでは杉本哲太さん)が戦死してしまいます。
1562年には直盛の跡を継いだ井伊直親(ドラマでは三浦春馬さん)が謀反の疑いにより今川氏真(ドラマでは尾上松也さん)に謀殺されると、井伊家は存続の危機に陥りました。
井伊直親と直親の正妻・しの(ドラマでは貫地谷しほりさん)との嫡男が徳川四天王のひとり井伊直政(ドラマでは菅田将暉さん)です。
井伊直親死後、直盛の娘であり、直親の婚約者でもあった井伊直虎が、「女領主」として井伊谷城を居城に井伊家を支えます。
井伊谷城は1568年に一時、小野政次(ドラマでは高橋一生さん)に奪われてしまいますが、直虎は徳川家康の力を借りてすぐに奪還しました。
1572年には武田信玄の侵略をうけますが、翌年には信玄が死去したため、井伊谷城は再び直虎の支配下に入ります。
現在は井伊谷城跡城山公園として整備されており、城跡周辺には井伊氏菩堤寺の龍潭寺(りょうたんじ)や井殿の塚が位置し、あたり一帯は現在でも「井伊谷(いいのや)」という地名が残っています。
攻城ルートを写真で辿ると、
龍潭寺➡井伊谷城址➡「女城主直虎大河ドラマ館」➡井伊直親公の墓➡蜂前神社(徳政令で直虎が署名した文書がある?)と巡りました。
攻城時間は移動時間を合わせて3時間30分くらいでした。
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