<続き>
旧道経由の本丸が思ったより楽だったのでそのまま詰城に向かったのですが、井戸の少し先まで進んだところで(あー待てよ、それより太鼓曲輪の偵察に行こうっと!)と思い立ち方向転換、下山しました。
以前、詰城から富士見台まで行ったときに太鼓曲輪尾根伝いに御主殿まで下山できたはずなのですが、その時は下調べをしておらず来た道を引き返してしまっていました。今思えば少し残念なことなのですが、麓の大手道から少し踏み込んでみることはできるのではないかと思ったのです。
本丸からの下りは新道を通りました。旧道から見上げた杉の倒木と石垣が見えないものかと左側を覗き込みながら下ったのですがさっぱりわかりませんでした。次回は松竹(心源院)方面から行こうと思っているので、次々回もう一度旧道から登って場所の確認をしたいと思うのですが、想像するに結構な高さがあるのでここから石礫攻撃を仕掛ければ相当なダメージを与えられるのではないかと…。よい子はマネをしないでね♪
そして太鼓曲輪の方に向かっていると、まさにそちらの方から動物の鳴き声のようなものが聞こえてきました。
何かいる?とじっと目を凝らしてみていると、ガサガサ、ドサドサ…、そしてドドーっとお猿さんの群れがこっちに向かってくるではないですかΣ(゚д゚lll)
地を這い枝を伝い、あっちこっちから湧いてくる‼︎
ちょっと待って、怖い~😭
…と、走って逃げたのが御主殿方面。
しまった、逆だった。こっちに逃げたら帰れないΣ(-᷅_-᷄๑)
仕方がないのでお猿さんたちがどこかに行ってくれるまで時間つぶしです。せっかくなので御主殿の石垣をじっくり観察しました。そして適当な時間が過ぎたところで古道の方から戻ってみると、お猿さんたち、山に帰らずにそのへんで遊んでいました。
かなり密状態ですが、何だか楽しそう。フィジカルディスタンスを保って猿の群れを眺める、そんな私の2020年大みそか。。。
浄福寺城でも遭遇しているのでこのあたりに生息していることはわかっていたのですが、八王子城で猿の襲撃に遭う(←襲われてはいない)って、430年前の再現のようです。
そういうわけで太鼓曲輪偵察は取りやめ、今後踏み込む気もすっかり失せてしまいました。
<おわり>
☆最近、動物遭遇系のご投稿をよくお見かけします。熊でなくて何より♪
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