三城巡りの三ヵ所目は秋田城。言わずと知れた最北の古代城柵官衙遺跡である。まずは基礎知識を仕入れに「秋田市立秋田城跡歴史資料館」へ。なにぶん私は古代城柵についての知識を持ち合わせておらず、秋田城も胆沢城や志波城のように平地に築地塀と大溝を巡らせ、四方に門と櫓を配置した構造と思いこんでいた。秋田城は平野部の東端旧雄物川に近い高清水岡と呼ばれる丘陵部に位置している。
また、出羽の国府として行政・軍事機関としての役割のほかに、北東北(津軽地方)や蝦夷(北海道)など当時律令国家の支配の及ばない地域や渤海国(中国東北部)との交易や外交の窓口としての役割を担っていたという。その証しとして大陸からの来航者が使用した奈良時代の水洗トイレの遺構が発掘され、復元されている。
また外郭の東の門や政庁跡も見どころ。
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