福与城は天竜川の東岸の河岸段丘に築かれているようです。天文年間(1532~1555)に藤沢頼親が城主の時、武田信玄に攻められ人質を出して講和し城は放火されたとのことです。城址のすぐ近くまで車で行くことが出来、駐車スペースも確保されていて助かります。南城周辺は広大な畑地になっていて、大きな堀切を越えるとすぐに主郭にたどり着きます。主郭から北城と二の郭を俯瞰することが出来ますが、北郭は一部沼化しているように見えます。二の郭には主郭南のトンネルを通っていけばすぐにたどり着けます。訪問時すでに4時半を過ぎていたので周囲はすでに暗くなりかけています。トンネルの中はなかなか不気味に感じますが、正直すでに今さらな感じがしますので、サクサク通過して確認して帰りました。
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