有子山城へ登る前に先ずは出石城を巡りました。
出石城は、1604年(慶長9)に小出吉英が有子山城の山麓の居館部を改修して築いたとされます。
最上段の稲荷曲輪から本丸・二の丸・下の曲輪、平地の三の丸まで階段状に築かれ、西側に西の曲輪、東側に山里丸を配置しています。
城下町は風情があり、シンボルである辰鼓楼が建つ辺りが三の丸跡で、内堀・石垣・土塁が部分的に残っています。
本丸の東西に建つ隅櫓は模擬復興ですが、しっくりくる櫓です。
見所は石垣で、特に稲荷曲輪の石垣は高さ13.5mあり見応えがありました。
出石城の南西側には長大な竪堀があり、背後を防御しています。
二重櫓風の鐘楼があり戦時には砦の役割をしたとされる経王寺・見性寺にも行きました。
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