JR飯田線/身延線沿線城巡り3日目の9城目は船山城です。
飯島陣屋から転戦。御射山神社石碑前(35.614958、137.914108)に駐車しました。
船山城は、築城年代は定かではないが平安時代末から戦国時代まで春近領片切郷に勢力をはった片切(片桐とも)氏によって築かれました。
戦国時代の1554年(天文23年)片切氏は武田信玄の伊那侵攻に対して松尾城主小笠原信定に従って武田勢を迎え撃ちますが、知久頼元の神之峰城が落城すると片切氏は、武田信玄の配下となりました。
1582年(天正10年)に織田信長による信濃侵攻が開始されると城主・片桐正忠は伊那衆とともに迎え撃ち、討死しました。
嫡男の片桐長公も大島城に籠城して討死したため滅亡しました。片桐城はこの時に廃城となりました。
なお豊臣秀吉と徳川家康に仕えた片桐且元は同族だそうです。
現在城址には土塁や堀切などの遺構を確認することができるようです。また大手口跡の御射山神社の鳥居前に城址碑と案内板があります。
時間の都合で神社の奥までは行っていません。
攻城時間は10分くらいでした。
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