【聖典:大系】一行書の城郭:脇之丸城・・・ミーハー者の攻城の楽しみ方
城郭には種類によって色んな楽しみ方が有りますね。福岡県にある鷹取城や鷹取山城など山頂広く周囲に樹木が無い城郭の場合。そこは晴れた日に爽やかな城郭の風景を目のあたりにすると気分が高揚しとても感動してしまいます。おかげで満足してしまって遺構を見逃す事が玉にキズなのですが。
ここは【聖典:大系】には記載が無く、報告書を頼りに訪れました。標高351mの山頂、グーグルマップの衛星写真で見ると、東西に30m・南北20m程の楕円形の主郭で周囲を曲輪が廻っており、虎口付単郭の小さな小さな城郭。築城者・在城者・縄張図等全く不明の正に忘れられた城郭です。公園と名前は付いて整備はしてあり、2t車以上は通れない城郭に良くある悪路を小型車で登ると主郭まで行くことが出来ます。とても気に入ってしまい何か有るごとに今年は4度訪れた場所です。
1月に近くの城郭を2か所廻ったのち訪れ、前2か所が消化不良気味なせいもあり、あまりの爽やかに通常より3割増しで感激。
2月は主郭で愛馬と写真を撮りたい一心で苔むす悪路をビビリながら登城。(城郭を廻っていますが、一応バイカーでもあります)
4月になると、世界中を席巻し始めた憎いあんちくしょうのおかげで外出もままならず、娘と孫を連れて残り少ない桜の元で宴と言う名のマックランチ。
7月は日頃より城郭に連れていけと言う老いた両親を連れて来た3か所の内のラストでランチ。(前2か所が辛かったのかそれ以来2度とは連れて行けとは言わなくなりました。)
無名で小さくて忘れられる要素たっぷりの城郭ですが近くに気に入る場所が見つかりました。そして一行書きも色んな楽しみ方があるなと感じる日々です。因みに登る途中に主郭以外にも遺構は有る雰囲気なのですがいまだに探した事は有りません。ミーハー攻城者の所以ですね。
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