暁学園前駅から徒歩10分くらいで、暁高校外来者駐車場付近(35.033059、136.602010)に着きました。
1571年(元亀2年)に始まった伊勢長島一向一揆の鎮圧に先立って、1568年(永禄11年)に織田信長軍本隊の先鋒隊として派遣された羽柴秀吉・瀧川左近の連合軍により萱生城は攻撃を受けました。
当時の城主は、北勢三家衆の勢力頭として、近隣の大矢知経頼、伊坂(現伊坂ダム付近)の春日部太郎右衛門などの土豪を従えて活躍していた春日部俊家であったそうです。
織田連合軍は中村地内(学園向いの丘陵)に陣を布き、対峙し5年間も奮戦しましたが、1573年(天正元年)の総攻撃により、炎上落城しました。
その際、女人衆が身を投じた井戸が「髪のびの井戸」だそうです。
萱生城は現在、暁学園暁高校、暁中学校敷地となっています。
通学時間帯で生徒の皆さんが色んなルートで通学されていました。
高校北側の少し高くなった所に「髪(け)のびの井戸」が残り、「萱生城殉難者供養碑」等の石碑、説明板が建てられています。
ちなみに、三岐鉄道三岐線はICカードは使えません。キップ購入が必要です。
攻城時間は10分くらいでした。次の攻城先=茂福城へ行く為、電車で暁学園前駅から近鉄富田駅に向かいました。
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