松前城は松前港を見下ろす台地上に築かれ、津軽海峡に向けて最上段に本丸を置き、二の丸、三の丸と下がる階段状で築城されています。二の丸の外側を堀が囲み、三の丸の土塁に沿って七基の砲台が並んでいました。今は見る事が出来ませんが、正面に大手門、東側に搦め手門など城内には16の城門があり六つの櫓と本丸に天守の代用とされた三重櫓(再建)がある城郭であったとの事です。
大手門側は異国船の海からの攻撃に備え最新兵器の砲台まで築かれた堅固な城であったが、裏手の北側からの攻撃を想定していない造りで低い石垣と土塀だけであったために、函館戦争のおり旧幕府軍が松前城を攻撃した際、城の北側から攻められ1日ともたず落城しています。
北海道の城というと思いつくのが、西洋式城郭の五稜郭とアイヌ民族が築いたチャシというお粗末な知識で、いずれも自分の好きな和式城郭ではないと思い、下調べもあまりせず日本100名城のスタンプ目的で訪れましが、そのマイナスな期待を見事に裏切ってくれた松前城でした。随所に和式城郭に相応しい石垣、堀、門、櫓などがあり夢中で散策しました。一部で改変?されているところもありましたが(画像4と画像7)、そこがまた恰好が良い!(^^)!1時間ほどの散策であったので、またいつか機会があれば訪れたい城です。
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