北に伸びる半島状丘陵に四連郭式城郭
(2024/06/07 訪問)
昨年11月に甲斐武田氏発祥の地武田館を初登城し、パンフレットに近くの多良埼城跡も紹介されていましたがその時点では他の探訪計画が有り、認知しただけで終わりました、今回の城探訪企画で多良埼城と水戸周辺未踏の城と合わせて実施し、飯沼城から北東約25km程の多良埼城初登城。
駐車場:多良埼城跡登城口前に路駐(36°25'50"N 140°34'24"E h=20m)
参考資料:城郭放浪記さんさん余湖図コレクションさんグーグルマップに依る。
北関東道の終点に近いひたちなかICより北に勝田ゴルフクラブを目指し県道31号線を西進、勝田ゴルフクラブを少し過ぎて北に伸びる舗装された道を登ると約800mで登城口に着きます。道は樹木が茂りトンネル状態、余り交通量は無い。
登城口に解説板、石碑、石垣の入口、登ったり降りたりし途中に赤い看板で一の木戸、二の木戸が有る、一番高い所が本郭、閉鎖されてる駐車場から登って切る道と交差した処を本郭に入る、虎口大手門に成っている、方形の大きな郭、南東、南西に隅櫓跡と案内図に有ったが良く分からないが太い土塁です、周囲は土塁が囲み西側には内側に堀?溝?が南北に通ってる、北の虎口を通て二の郭へ北側は高土塁と堀が有る、二の郭も周囲は土塁、本郭より狭い、北の虎口から三の郭へ、北側は高い土塁と堀が有る、三の郭は三角型で北が細く狭い平坦地、狭い道を北の先端へ四の郭で細長い郭、北西に塚の様な土盛り案内板によるのろし台?か良く分からない。四の郭にはツツジが植栽されて刈り込み生垣の様になっているが周囲の樹木が高く見晴らしは良く無い、先端に多良埼城跡付近の城館跡解説板が立っている。本郭が高く逓減されて二の郭、三の郭、四の郭、四の郭から郭の東側に登城口までの道が繋がっている。
6月初めで樹木は茂り見通しは悪いですが冬の葉が落ちた時期には土塁、堀、各郭が良く分かり素晴らしい城探訪に成るでしょう、県道31号線からの林道のような道が樹木が茂り薄暗いので樹木伐採をして頂けたらありがたい。
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