杵築城を終えて小雨止まぬ中、レンタカーで日出城本丸北に在る二の丸観光案内所駐車場を利用。
13年前の平成21年5月上旬、4泊5日大分県宮崎県城廻り3城目です。
日出城の近世城郭は関ヶ原合戦の軍功で木下家定の三男木下延俊が3万石で入封し築城される。以後木下家が江戸期継承し明治を迎える。 別府湾に突き出た台地の先端に本丸、三層の天守閣、二の丸、三の丸の悌郭式縄張、三万石には過ぎたる総石垣城郭、義兄の細川忠興の支援が有った様です。
探訪は、今回本丸内日出小学校に入った所で教員の方に見学の了解を頂き、初めて本丸南端の天守台の内部に登り観察する事が出来ました、感激です。 本丸から南の望海櫓台経由南天守台下、本丸下南、西と廻り城塁、多聞櫓台を見上げて、西の月見櫓台下から南に降りる空堀を眺めて、致道館の在る曲輪へ致道館、門は修復が必要な壊れ方、二の丸侍屋敷の通りを大手口へ、大手口日出小学校入口の土橋に架かる蒲鉾石垣を観察、鬼門櫓台跡を廻り東の空堀、石垣城塁、天守台を望む、東に搦手口跡、鐘櫓台跡に時鐘が置かれてる。
小雨模様の夕刻近く薄暗くなってきた、写真採光条件は余り良く無いタイミングでした。
現在は維新後民間に払下げてた鬼門櫓が月見櫓跡の空堀西に移築復元され、二の丸観光案内所に裏門櫓移築と傍に城門が復元した。また二の丸西の致道館は館、門とも修復され往時の姿に甦った。13年前の平成21年6月上旬からの経過であります。
+ 続きを読む