やまぐちじょう

山口城

山口県山口市

別名 : 山口屋形、山口御屋形、山口政庁
旧国名 : 周防

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旧山口藩庁門
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しんしんちゃん

毛利敬親の山口移鎮後の山口県の中心。 (2019/12/30 訪問)

山口城は幕末、毛利敬親らが維新(攘夷)を達成するための拠点として築き、背後に高嶺を
負い、水堀を要していました。藩内では山口屋形で通していましたが、藩外からは山口城と
呼ばれていたようです。この後、長州藩は下関戦争での敗戦と三条実美らの七卿落ちを経て、
元治元年7月、禁門の変を引き起こし、幕府による第一次長州征伐を受けることになります。
この一連の流れで、敬親父子は萩に退き山口城は一部破却を受けることになったとされます。
第二次長州征伐では長州側の拠点として機能し、明治維新後は山口藩庁と改称され、後に
県庁となり、その際に旧来の建造物はすべて解体され今では表門と堀の一部が残っています。

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ryu

高嶺城から山口城へ (2023/05/20 訪問)

高嶺城から下山後、訪城。旧山口藩庁門の背後に高嶺城がある鴻ノ峰がそびえている。

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にのまる

砲台を備えた稜堡式城郭だった (2022/12/31 訪問)

18きっぷ4回目は大みそかに山口へ出かけました。
「やまぐち」と発音するとき「ま」にアクセントを置くと山口県、「や」にアクセントを置くと山口市のことを指します。出かけたのは「や」まぐちです。

山口御屋形(山口城)は、山口藩庁から山口県庁へと引き継がれ、現在も同じ場所に県庁舎が建っています。
幕末に築かれた際の初代石門は第一次長州出兵で破却されたため、現在残る薬医門は明治3年に山口藩庁門として再建されたものですが、高さも幅もある堂々とした構えで、脇門ですら主役感が漂っており、格式(と気位)の高さを感じました。水堀や枡形とともに当時の面影を残していますし、歴史を伝えるモニュメントとしてだけではなく、150年を経た今もなお現役で、その役目を果たし続けているのが素晴らしいです。

大みそかの訪問で建物はすべて閉館していましたが敷地内を歩くことは可能でしたので、県政資料館(旧本庁舎)や旧議会堂の外観などを見学しながら砲台の跡が見られるという東稜堡跡へ行ってみました。規模の大きな土塁も残っており、大内氏の築山御殿の石垣も転用したと伝わる砲台基礎石垣など、激動の時代を物語る遺物を確認することができました。

高嶺城を後盾とし、数基の砲台を備えた幕末の稜堡式城郭。
萩城があるので、藩は「これは城じゃないです💦屋形です!」と主張するも、だれがどう見ても「城」。
藩内外で呼称が違ったのがおもしろいです。


🏔この日のいちばんの目的は高嶺城でした。
続100名城スタンプラリーでは大内氏館とセットになっているため、以前大内氏館を訪問した際にスタンプは押印済みなのですが、高嶺城は未登城。山口大神宮から見上げただけで絶対無理……と退散していました。
今回、登山道のよくわからない山口大神宮側からではなく、木戸神社から林道をひたすら歩いて高嶺城に行く計画を立てました。そして、無事下山できたら歴史民俗資料館で2個目の続100名城スタンプを押そうと。2個目というのは城郭協会さんが会員にくださった2冊目の公式スタンプ帳で、高嶺城を極めるまでは(何度大内氏館に行こうとも)押さないぞ!と決めていました。
ところが、朝、山口駅に着いたのがちょうど観光案内所が開く時間だったのでパンフレットがあればいただいていこうかなと立ち寄り、その際、つい口が滑って「山口大神宮から高嶺城に行くのは無理ですよね……」と聞いてみたところ「そっちの方が近いですよ。ハイキングコースだし。」というお返事。「でも地図がないと無理そうで…」と言うと「あったはず」と、手書きの地図のコピーを出してくださったのです。何たる僥倖♡
「この地図さえあれば山口大神宮から高嶺城に行ける!」とすっかり調子にのってしまい、先に登城口近くの山口御屋形(山口城)に寄り、下山後に押すと決めていた2個目のスタンプも歴史民俗資料館(休館日のため門のところに置いてありました)でさっさと押して高嶺城を目指したのでした。

→高嶺城へ続く

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織田晃司

山口城じゃないよ山口屋形だよ (2022/02/12 訪問)

とは長州藩の言い分。
居城は萩城。山口は政務を行う場所である。と…

でも他藩は山口城と呼ぶ。

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城郭情報

分類・構造 平城
天守構造 なし
築城主 毛利敬親
築城年 元治元年(1864)
主な改修者 毛利敬親
主な城主 毛利氏
廃城年 明治6年(1873)
遺構 曲輪、石垣、横堀(水堀)、門
指定文化財 県有形文化財(旧山口藩庁門)
再建造物 石碑、説明板
住所 山口県山口市滝町1-1
問い合わせ先 山口市観光課
問い合わせ先電話番号 083-934-2810